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最終更新日: 2024/4/26
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メチオニン [ Methionine ]


読み方 : めちおにん


メチオニンとは、食品から摂取しなければならない必須アミノ酸の一つで、硫黄を含んだ含硫アミノ酸である。生理活性物質の生成や代謝に携わっている。

メチオニンが不足すると、脳が誤ったメッセージを伝える原因となるヒスタミンの血中濃度を下げるので、ケースによっては、「統合失調症」(以前は精神分裂病と言われていた)の症状の改善に役立ちます。メチオニンは、L-メチオニンともいい、豆類・野菜・微生物中のタンパク質には少なく、動物性タンパク中、特に卵に多く含まれる。メチオニンは髪の毛の材料を作り、紫外線やVDT作業で痛んだ目の網膜を修復する作用がある。薄毛や白髪は、メチオニン不足の兆候である。生理活性物質がうまく生成されないと、ホルモンバランスの異常や免疫低下、代謝低下による肥満といった間接的症状がでる。アレルギーの原因となるヒスタミンの血中濃度を下げる機能もある。亜鉛とメチオニンを一緒にとると、ストレスに強い身体づくりに有効である。また、メチオニンが体内に十分にないと、体の中の尿をつくる能力が衰え、浮腫の原因となります。コリン葉酸を一緒に摂ることで、ある種の主腫瘍をも防ぐともいわれている。

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関連項目
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